本日は、平成29年(2017年)10月28日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、中小企業診断士の立石です】
本日は、経営コンサルタントとして国が認める唯一の国家資格『中小企業診断士』を目指す皆さま、
特に、40代以上で受験を目指す方への激励です。
受験生が総じて苦手とする【財務会計】
得意となれば有力な武器になる【財務会計】
私の受験時代。
10月開講、受験指導の予備校に通学。
10月下旬~11月の講義は、【財務会計】の講義でした。
ただいまの時期は、企業経営理論の学習をストップ。
財務会計に集中していたと思います。
講師の方から(年度によってバラツキがあるものの)、
「中小企業診断士試験第1次試験において
【財務会計】の科目合格は、簡単では無い・覚悟してください」との
お話しがありました(つまり、簡単に60点がとれない科目であるので、
一生懸命に取り組んで欲しいと)。
・第1次試験全7科目受験者で、
40点以下の足切りが多いのは、財務会計・・・
・5月の時点で、財務会計がさっぱり解らない場合、
8月の第1次試験一発合格は、ほぼ絶望的・・・
・10月の第2次試験においては、計算問題の正解ひとつで
他の受験者を圧倒、まさにゴボウ抜き・・・
実際に受験を経験して、以上は全て正しい見解だと思います。
まさに【財務会計を制す者は、診断士試験を制す】といった
雰囲気(実際は緊張感)がありました。
私の【財務会計】対策①計算問題集の利用(繰り返しの練習)
当時は、通学する生徒に等しく配布された、
テキストタイプの計算問題集に、何度も取り組みました。
(この計算問題集は、市販されていないもので、
やはり通学を選んで良かったと思う、宝物のひとつでした)。
早朝・深夜に時間をかけて、
最終日の確認テストは、80点の成績を残せました。
ところが、成績が良かったいうことは、一方で油断につながります。
(思わず冷や汗)計算問題集の繰り返しだけでは、時間経過とともに忘れてしまう(年齢の問題?)
3月頭に、再度計算問題集に取り組んだところ、
楽勝かな?と思いきや、あろうことか、ほとんど解答できなかったのです・・・(全て忘れている?)。40代後半の受験、対応策が必要です。
財務会計は、一見覚えるより、理解する科目だと思われがちですが、
「手順をきちんと覚えること」が重要だと、思い知らされました。
すぐさま、解答に至る手順をまとめることとしました。
私の【財務会計】対策②【財務会計】の「すぐ見直せるメモ」
ファイナンス CAPMの場合
CAPMの場合・・・「すぐ見直せるメモ」(詳細はコチラをクリックしてください)には、下記のグラフを書きました(もちろん、当時は時間をかけないよう手書きでした)。
上記①から④は、きちんと覚える必要があります。
しかしながら、βを求める公式を暗記しなくても(忘れていても)
グラフを理解していれば、対応できると思います。
こういった戦術は、直前時期の復習(見直し)に
とても有効でした(見るだけで確認できます。短時間でスキップ)。
以上の戦術で、財務会計が苦手といった境地から脱出できました。
ご参考までに。
合格を目指す40代以上の方々、がんばりましょう。