本日は、平成25年(2013年)3月30日土曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 中小企業診断士の立石です】

月~金曜日まではビジネスネタ。 【土曜日】は教養ネタです。
久々に、中小企業診断士試験の話題です。今回は初めて、第2次試験の話題を出します。

本試験の解答。
マークシート方式での第1次試験は、試験実施機関より解答が公開されます。
ところが、筆記試験の 第2次試験の解答は、一切公開されません・・・
国家機密の扱いのようです(笑)。

以下はもちろん、 すべて私見・個人的感想です
合格した経験で申し上げます。第2次試験の筆記試験は、一般の(どんな優秀な)コンサルタント知識を駆使して解答しても、残念ながら合格に至らないようです。
プロの現役コンサルタントや、いわゆる偏差値の高い方が、 第2次試験で軒並み不合格になる所以(ゆえん)は ここにあると思います。

正直言って、必要なのは
①「一次試験の知識」
②「中学生の国語のスキル」。
文章の構成も、小論文や卒業論文のようなレベルは、必要ありません。
「そんなはずは?・・・」これを聞いて、 納得されない方が多いと思います。

コンサルタント先で、診断士受験の勉強グループがある場合、おまけのサービスを実施しています。
第2次試験の本質を納得頂くために、[制限時間]わずか50【秒・びょう】の
オリジナルテストを実施しています。 内容は、たったの一問、筆記解答です。

答えあわせしながら、 解説すると、ほとんどのみなさんが納得されます。
「確かに…」 「こうやって、合格するんだ・・・」
初学者が、本質を探ろうと、過去の問題を眺めながら 時間をかけて頭をかかえるより、
合格者からノウハウを聞いたほうが早いです。
平日のビジネステーマに戻ってしまいますが、顔を見合わせた、対面コミュニケーションの成果です。

このオリジナルテストの内容は、私のノウハウなので、ブログ上では秘匿します。
(解説無しだと、小学生むけ算数の資料です)。
中身のヒントは、
・第2次試験は、おそらく相対評価(成績順)であること。
(そして確実にわかっていること。繰り返しますが)、
・解答が一切公開されないこと
→何故、公開されないのか?反対に公開されればどうなるか・・・それぞれを考えれば、
どなたでも、第2次試験の本質を突くオリジナルテストを作成できると思います。

今回は『知識とスキル』を話題としましたが、
機会があれば、次回以降は、合格の為に、心がけておきたい『マインド』や
合格までに必要な学習所要時間についても、 お話ししたいと思います。

【初学者の方へ】
ゴールデンウィークまでは、第2次試験の学習もすすめましょう。
そして、 これも確実にわかっていること。
『第2次試験は、第1次試験合格者のみ受験できる・・・』
ゴールデンウィーク以降は、第1次試験対策のみに集中しましょう。

そして当ブログ土曜日のコーナーで 何度も繰り返し申し上げました
『財務・会計』・・・ 順調ですか?
受験生のみなさま、がんばりましょう!