本日は、令和5年(2023年)7月11日(火)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

公的機関から派遣されるコンサルタント(専門家)は、
その低い報酬という、厳しい現実があります。

おおよその報酬金額については、前々回綴りました。
こちらをクリックしてください。

おおよそ一回の支援で
2~3万円程度が一般的です。

また、公的機関には、たくさんの登録専門家が控えています。
クライアントとの三者による事前面談もあります。
得意分野を持っていても、
よほど秀逸で無い限り、選ばれる激しい競争で生き残るのも大変です。

企業内診断士と独立診断士

よって、毎日業務があるとは考えられません。
つまり、公的機関の派遣専門家だけでは、
生活が成り立たない。
それゆえ、お勤めの方が、中小企業診断士の資格を取得しても、
独立せず会社勤務を継続(俗にいう企業内診断士)。

私のように、独立診断士で生き残るには、
いわゆる公的機関が介在しない、クライアントと別途直接契約の業務があることも必要です
(公的機関のように、一律の報酬の規定はありません)。

年金診断士

一方、会社を定年退職後、年金受給しながらコンサルタントとして独立した活動している方が、あまたいます。
年金というベースがあるので
プラスαの収入は、一般的な再雇用や時短労働より【割がいい】。
また【スキルが活かせる】ということで、注目されているようです。
中小企業診断士資格試験が、シニアに人気があるのも
うなづけます、

ただ、お若い方の一部からは
【年金診断士】といって
蔑視される場合も、あるようです。