キーエンス新卒入社・直販営業経験の経営コンサルタント(中小企業診断士)。 キーエンスで年間営業セールス表彰の後、当時ライバル会社のアンリツでマーケティング業務も兼務。 ※【B2B・製造(卸売)業全般】の支援(フレーム構築と実行、実地に役立つ研修)が得意。 ◆【働き方改革】につながるオリジナル時間捻出手法の下、【脱精神主義】【高いレベルを誰もが実践できる】【極力お金と負荷をかけない】施策提案に注力。 ◆『もっと売れるはず(既存顧客深耕・競争に勝つ・新規顧客開拓等)』に、営業とマーケティングの実務面の強化で対応。 商品開発~有望な引合獲得のプロモーション(MA他)~営業部門の強化~KPI志向の公正な評価法まで全て対応可。

ブログ【元キーエンス社員の回想】をセレクト・再編集して電子書籍にいたしました

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ブログを電子書籍にいたしました

私のブログ【元キーエンス社員の回想】のセレクト(改定あり)・再編集した電子版を2冊刊行いたしました。

ブログを綴り始めたのが2013年頃。
キーエンスは上場企業でありますが、マスコミにも露出しない為、ベールに包まれた企業として、
当時は、誤解や憶測ばかりが飛び交っていたと思います。
「仕事が激務で【30歳代で家が建ち】【40歳代で墓が立つ】て本当?」
【超激務でブラック企業?】・
【楽に稼げる会社?】・・・
そこで、私の勤務実体験を綴ることで『キーエンスはブラック企業ではありませんが、ぬるま湯のような会社でもありません。
それゆえ高い報酬が得られるホワイト企業であります』を、是非知って頂きたいとの想いがあって、時々記事にして参りました。

月日は流れ、アップした記事の数は増えましたが、内容は頭の中のボンヤリとした記憶をつれづれに・・・の程度。
結果、あれこれ・バラバラ・まとまり無し、急に思い出したものを追記したり、複雑なリンクのブログとなってしまいました。
そこで今回、これまで綴って参りました私のブログ記事を、テーマごとにセレクトし、
まとめた内容(改定もアリ)を、電子書籍化することにいたしました。
少々ではございますが、ブログアップ後に「あっ思い出した」という、内容追記もございます。
本書が、経営トップ、ビジネスマンの方から就活中の学生さんまで、何かのご参考になれば幸です。

タイトル
【私のブログ(元キーエンス社員の回想)セレクト[1]入社直後に知ったルールと仕組み編】

※【目次】
はじめに

※入社直後に知ったルールと仕組み編
◆入社初日
◇開口一番に語られた創業者が目指す日本企業
◇創業者が語る付加価値
◇安く大量に製造(調達)する力とファブレス
ファブレスが低コストの要因?
低コストの秘密は部材を安く調達しているから?
驚異の調達量
◇創業者が会社説明会で話された通り(偽りの無い)会社

◆実力主義
◇入社後は学歴・学力を一切考慮されない
◇階層意識の排除(「さん」で呼びあう)

◆筆記テスト【行動指針の暗唱】
◇一字一句完璧に記憶して、常に話せること
◇全社員が納得するキーエンスの行動指針
その行動指針
【クイックレスポンス】実現の原動力として
営業所に響き渡った経営幹部の怒声
行動指針を答えられない場合は降格

◆こころがけやルール
◇最大の罪「時間を盗むこと」
◇ありのままに語ること
◇『優先順位』という考え方
◇経費削減の考え方『ボールペン』と『伝言メモ』
◇【数字意識をもつ】・高い報酬を支える『業績手当』
◇情報は外部に非公開、ただし社員には全てオープン

◆活躍する女性社員【提案の原点】
◇合理的な理由で『お茶くみ業務廃止』
◇高い価値の業務に専念

◆著者紹介

タイトル
【私のブログ(元キーエンス社員の回想)セレクト [2]営業所勤務で知ったルールと仕組み編】

【第2弾】は営業編です。

4月に新卒入社して、翌月に遠く500km以上離れた営業所に赴任。
ずっと緊張していた直販営業1年目の出来事がメインです。

※【目次】
はじめに

※営業所勤務で知ったルールと仕組み編
◆本社研修終了
◇創業者から厳命されたこと
◇全国の全営業所に配属

◆いざ赴任地へ
◇プチ歓迎会(営業所長とのやりとり)
◇出退社時のルール
◇初日から「例外なき・妥協なき徹底」を知る

◆少人数グループ制
◇責任の明確化
◇グループリーダーとグループ統括の責任者
◇『島のような配置』も業績伸長の秘訣
◇即相談・即アドバイスで新人を早期育成
◇密なるコミュニケーション
◇失注から学ぶ

◆営業担当者が毎日外出しない理由
◇顧客訪問(外出)に際して必要な手続き(ガイホウ)
◇帰社後も対面報告
◇連日外出しない思わぬ効果

◆電話応対のルール
◇基本マインド
◇外線優先
◇新人は外線を取るな!
◇電話応対の基本
◇姿勢にも厳格なルール

◆新人営業担当者の成長手順
◇ただ『フツーにやる』だけ
◇さらに『愚直に繰り返す』だけ
◇(余談)他社に見るバラツキの要因
◇(余談)他社に見る『知恵ある怠け者』

◆販売戦術(創業者の妥協なきルール)
◇即納(全品当日出荷)
◇無料テスト機貸出の効果
◇私見、無料テスト機貸出の背景(創業時のピンチ脱却)
◇環境変化に対応した無料テスト機貸出の背景
◇修理に際しての代替機貸出
◇デモ機持参で訪問の効果
◇改造には一切対応しない(新商品のみを市場投入)
◇新しい情報の収集(ニーズカードの活用)

◆全営業担当者が勉強する
◇接待無しで勉強に励む
◇技術製品の直販営業担当者、ほぼ全員が文系
◇ライバル会社の研究
◇新卒入社1年目と2年目以上の先輩との差
◇後が無い・自己完結する営業

◆本当に必要な経費は惜しまない

◆売上高にこだわらない
◇独自の【成果額】での管理
◇バーチャル事例計算
◇答えあわせ
◇値引きの実施について
◇値引き承認時に必携、『電卓』

◆営業実績の見える化
◇全営業所に欠かせない重要な備品
◇巨大な壁紙
◇私の造語、「聞こえる化(聞こえるか?!)」

◆毎月最終日のイベントは天国か地獄
◇毎月グループ単位での達成がマスト
◇天国の達成会
◇地獄の反省会
◇締め切り直前、グループ内での軍議

◆当時の働き方
◇5分前着席のルール
◇朝礼当番とお昼休み
◇労働時間と残業代
◇終業時間以降のタイムテーブル
【終日営業所編】
【終日外出・帰社編】
【前泊出張編】
◇有給休暇取得

◆著者紹介
以上

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※【目次】
はじめに
◆新規事業の成功には、「営業戦術」の強化より「競争戦略」の理解が重要
◆本書の概略

新規事業で苦戦する中小企業
◆見るに耐えない「中小企業の窮状」

経営トップにこそ必要な競争戦略
◆乱立する「戦略」という言葉
◆営業部門強化のみが戦略とはなりえない
◆大局的に「どのようにして利益をあげるか」

最も重要!参入する市場の選択
◆取り返しのつかない市場の選択ミス
◇完成品でも下請け扱いとなる死角
◇正しい施策を実施しても、撤退となってしまう死角
◆同一商品で、後発参入する難しさ
◇市場シェアと比例する販売力
◇低価格商品が敗北する経緯
◇低価格かつ「高い性能を付加」しても敗れる
◇後発で当初順調な場合も要注意
◆参入する市場の選び方、投入する商品の見つけ方

中小企業が志向すべき競争戦略
◆高い利益を確保するために

競争を意識した製品開発
◆無理な背伸びなどいらない
◆中小企業が志向すべき商品
◇汎用的な商品は避ける
◇意識したい見込み顧客の業界
◇突如、無風になる市場
◆ゼロからスキマ商品を見つける方法
◆机上の理論と、顧客に近づいた情報との格差
◆業務用機器のデザインについて

ライバル会社に追撃させない工夫
◆展示会への出展
◆メディアからの取材への対応
◆「全方向に抜けの無い」競合対策
◆ウェブサイトでの情報公開

高い利益を獲得する秘訣。スピード経営の実践
◆市場参入後に注力すべきこと
◆全社で実施すべき取り組み
◇【実例】社内間の連絡
◇【実例】社内の会議
◇【実例】経営トップが直接関与すべき場面
◆【集中化】の基本、展開する商品
◇営業担当者の早期育成が可能となる
◇スケールメリット
◇大手企業に負けない新製品開発のスピード
◆トップシェア獲得後の展開
◆見誤る場合が多い「声の大きい意見」への対応

新規事業で営業部門を強化する仕組み
◆営業担当者の研修よりも優先すべき取り組み
◇BtoBの販売競争でライバル会社と差をつける基本
◇営業部門の業務改革
◆「営業活動」で発生する本当のムダの解消
◇担当地区の見直し
◇納期管理業務

新規契約のお客さまを増やす仕組み
◆限られた営業人員での効率的な販売戦術
◆成約までに時間のかかる商談への対応
◇反感を買う「押し込み営業」
◇「待ちの営業」も通用しない
◇長期的な顧客フォローのコツ
◆長期的な顧客フォロー実施のために必要なツール
◆デジタル日報の問題点
◇「情報共有」の範囲を広げる弊害
◇記録に時間をかけるという無駄
◇文章報告が難しい対面セールスの場面
◇組織が疲弊する「デジタル潔癖性(けっぺきしょう)」と「指先だけの指導」
◆古(いにしえ)の営業プロに学ぶ長期顧客フォロー
◆「自社でPRする」に注力する

お客さまとの継続取引を維持する仕組み
◆納入実績のあるお客さまへの対応
◆修理対応が悪い会社に下される非情な退場宣告
◆修理期間の短縮より先に取り組むべきこと
◇即時復旧という視点
◇サービス部門の人員と修理実績件数という視点
◇アフターサービス業務で意識されない本当のムダ

時間競争に勝ち抜く
◆限られた経営資源で逆転勝ちする為の差別化戦術
◆「仕事が早い」という付加価値
◆注意したい夏季休暇取得の時期

あたりまえの対応という競争
◆是非意識したい基本
◇正確な対応
◇お客さまへの回答・対応のスピード
◆有効期限がある「お客さま第一」の教育効果
◆社長の直接関与が必要な従業員教育

モラール(士気)維持・強化の仕組み
◆成果主義の賃金制度が業績を低迷させる
◇社長がとりこになる「ローリスク経営」の正体
◇成果がみえる営業部門こそが破綻する
◆経営危機を招く「無管理」
◆無駄な「締め付け管理」
◆大切にしたい社員の自主性
◆性悪説にて社員を信じない会社
◆実録。「部下を信じる」組織の強み
◆知恵の泉(【い】【ず】【み】)

あとがき
著者紹介

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