本日は、令和元年(2019年)12月29日(日)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】
引き続き、
不思議と私に懐く「メイ」のお話しです。
単に、おじバカぶりを綴っているだけです。
食育に貢献できた話題(【野菜嫌い卒業】)
前回綴った、メイが中学受験の頃。
母親から、野菜嫌いを聞かされていました。
キャベツは、大丈夫らしいが、
たまねぎ・にんじん・ピーマンは全滅とか・・・
もしかしたら、風邪をひきやすい原因かもと。
そこで、ある方から聞いた手法「中華料理作戦」実施。
中華料理店で、まずは好物を注文
チャーハンと
回鍋肉(ホイコーロー)・豚肉とキャベツの味噌炒め。
そして、ここからが作戦!酢豚(スブタ)を注文
スブタの豚肉天をすすめると、『とてもお美味しい』と。
野菜がダメなら、「▲▲にいちゃん(私)が全部食べるから」と説得して
たまねぎ・にんじんにも、挑戦させます。
おっかなびっくり、小さい具を選んで毒見するような仕草。
結果は【おいしい】。
酢豚(スブタ)のたれで、うまく誤魔化せたようです。
そして、本人最難関とされたピーマン。
青椒肉絲(チンジャオロース)・肉とピーマンなどの細切り炒め。
これもお肉が最初。そしてタケノコをすすめます。
ところが、最後にトライの【ピーマンもおいしい】と。
当日の料理、ほとんどはメイが食しました(笑)
以降は、中華以外でもたまねぎ・にんじん・ピーマンはもちろん
野菜料理は、何でもOKになったと。
結果、すっかり健康優良児になりました。
中学入学前のお祝いで「おじ離れ完了?」
入学前の春休み。合格祝賀デート(笑)敢行。
中華料理店に始まり、ケーキを食べて、最後に家電量販店へ。
当時隆盛のデジタルカメラを買い与えることにしました。
デジカメについては、とても遠慮していて、
当初「両親に怒られる」と固辞していました。
私が「いま目に映る何気ない光景も、
10年20年後には、いい思い出になる。
風景でも、家族でもお友達と一緒の写真でも、
何でもいいから、たくさん撮りなさい。
あなたがお母さんになった時、子供と一緒に見ることができるなど、
記録は楽しいものになる。わかりましたか?」と話したら、
これまでの「うん」といった返事でなく、
しっかりした声で『ハイ』。
この「ハイ」を耳にして、おじ離れ完了と思いました。
(これから反抗期に入るし、かわいがる関係も終わりかな・・・・と
少し悲しいような)。
でもおじ離れは終わりません。
(学園祭に)来・て・ね
入学した中学の、学園祭に呼ばれました。
確か週末でした。
母親から『平服でいいみたいよ』と聞かされていましたが、
小学生の時の運動会見学・応援とは、緊張感が違います。
私立だし、メイに恥ずかしい思いをさせないように、
そして周囲に失礼が無いように・・・となると、スーツを着て出発。
休日なのに仕事なみの気分で、正門をくぐります。
先に到着していた母親を発見。
母親が「あそこにいるよ」と。
遠目に、
お友達数人とふざけあって、笑っているのが見えました。
『ほら、こっちに気づいたよ。
▲▲にいちゃんだと、ニコニコでしょ』。
(反抗期なので、お父さんが来たときは、ムッとしていたらしい)
「挨拶しに行きます」
ひとりで、メイの方に向かいます。
そこで、一緒にいる数名のお友達に
「いつも【娘の】○○が、お世話になっております。
仲良くして頂いて、ありがとうございます」と
頭を下げました。
「えっ?」というメイに、お友達が耳打ちします
「○○のおとうさん、かっこいい」と。
メイは「おとうさんじゃなくて、おじさんなの」
お友達「おじさんって誰?どこのおじさんなの?」と
話しが、ややこしくなってきたので、即時離脱(笑)。
【学園祭にき・て・ね】は、大学卒業まで毎年続きます
高校生の頃。たまに都心で見かける
ありえないほどの【茶髪・金髪】【ド派手メイク】【タメ口】を、
多少は期待したのですが、全く変化無し。
話し方も、ちっちゃい時の「まあるい」まんま。
大学生になっても社会人になっても
声をかけてくるときは、
変わらず「ねえねえ、▲▲にいちゃん」。
・・・これは仕方無し(原因はオジのせい?)。
たしか幼稚園の頃、
『大きくなっても、▲▲にいちゃんと呼んでくれるかな?』と
聞いたら、
『呼ぶよ!絶対に呼ぶ!』と、指切りげんまんを求めてきたのを
思い出しました。
【三つ子の魂・百まで】の通りだったかもしれません。