本日は、令和元年(2019年)7月18日(木)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】
今回のシリーズでは、現在の【デジタルマーケティング】時代到来というトレンドの中で
B2B(BtoB:企業間取引)訪問セールスビジネス(主に製造業)の分野が、
どう関わっていくかについて、
方針、狙い(目標)・範囲、オペレート(スキル・活動)、
支えるフレーム・セキュリティ等のリスク等について、
バラバラと綴って参ります。
キーエンスを退職後、ライバル会社で有給休暇が取得しやすいアンリツに転職。
平日に、ポケットマネーでマーケティングセミナーに参加。
ありがたくもBto C(企業-一般消費者間取引)企業のマーケティングご担当者の方と交流・・・
実務に役立つマーケティングを学び始めてから、20数年経ちました。
現在のB2B(BtoB:企業間取引)分野、
【コアとなる情報】項目の数は圧倒的に少ない(昔も今も同じかと)。
しかも、お客さまとなる業界が違えども、同じ情報項目で全く問題ありません。
すでに綴った通り、
キーエンス勤務時代は、営業所にPCや電子手帳、
プリンタ等のデジタルツール類は一切無し
(個人が業務でパソコンを利用するのは1995年以降です)。
その環境で、取り組んだマンツーマン対応
(今でいう【One to Oneマーケティング】の手法でした。
アンリツ勤務時代に発展(完成形)
アンリツ勤務時代の1990年代前半、
インターネット接続やクラウドサービスなどは、当然無い時代です。
ただ、当時のアンリツは、通信と端末関連の製品を扱っていた関係からか、
課ごとに数台単位で、端末がありました。
業務効率化を企図したのでしょう、ワープロ機能はもちろん、
いまでいう名刺情報を入力・記録できる専用のソフトがありました。
(特注品らしく、その投資額を聞いて驚いたことがあります)
ふと、表示される画面を眺めていて、不思議な入力欄が目につきます。
これを使えば、名刺情報入力の際に【コアとなる情報】項目も
付記できることを発見しました
現在の表計算ソフトでは、当たり前の機能ですが、
当時は画期的な利用法だったと思います。
まず、私個人分だけでなく、課全員で運用。
キーエンス勤務時代に比べて、大量に蓄積された名刺情報データを対象に、
【コアとなる情報】項目でも、選択・抽出が可能となりました。
活用例としては、訪問・電話アプローチ先の選定。
他の情報提供手段は、メルマガの無い時代ですので、もちろん郵送。
プリンタで宛名ラベルを打ち出せること(相当な省力化)で、
キーエンス時代より一歩進んだ、準備に時間をかけないマンツーマン対応
(今でいう【One to Oneマーケティング】)の手法となりました。
何故?データを選択・抽出して利用するのか。
いつでも、たくさんの見込顧客に情報発信できる、
デジタルマーケティングでも注意したいこと
まずは、
◆アンリツに勤務していた当時は、専門性の高い営業担当者の数で、キーエンスに勝るわけでもない。限られた人的資源の効率的な活用が必要だったこと。
また、小さい話ですが、
◆資料提出は郵送が主体・・・絞りこむことで通信費削減
そして、
◆最も重要なことがあります。
↓コスメ業界のマーケティングご担当から伺った重要なことです。↓
【コアとなる情報】項目を把握したお客さまへの対応事例。
『日頃、紫外線対策に気を配っておられるお客さまに、
【サンオイル】の提案をしたら、一体どうなります?』
思わず『あっ!』と、うなったのを覚えています。
これが、選択の重要性を知ったきっかけ。
B2B(BtoB:企業間取引)分野にも、必要なことだと気づきました。
【ジャカスカ送信できる】デジタルマーケティング時代でも、同じく留意すべきことですね。
昔も今も、マーケティング活動では、『考えた行動』が求められるのです。
本日綴りました【コアとなる情報】、セミナーでお話しいたします。
なお、上記の【コアとなる情報】については、本年9月開催のセミナー
(新社会システム総合研究所:略称SSKさま主催)で、お話しする予定です。
>>>コチラをクリックしてください。
さて、経営コンサルタントの立石は・・・
B2B(BtoB:企業間取引)訪問セールスビジネス(主に製造業)を専門。
売上高(利益)伸長にむけた、営業部門強化の他
マーケティング分野のスキルのご提供・フレーム構築・運用等についても
専門・得意であります。
お悩みでしたら、是非ご相談ください。
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