本日は、平成31年(2019年)3月29日(金)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

前回の続きとなります。
B2B(BtoB:企業間取引)・訪問ビジネスを志向されている製造業の
『既存商品の拡販』ツール、
【販売促進用のリーフレット】の制作について綴ります。

優れたリーフレットは、トップセールスマンの同行訪問と同じ

記載されるキャッチコピーが、洗練されたリーフレットは、
強力なツールになります。
実務で得た、私の持論
優れたリーフレットは、トップセールスマンの同行訪問と同じ』であります。

顧客訪問した際、お客さまが時間を取れないとき、
あるいは、売り手の営業担当者が、さほど製品PRのスキルが身についていない
場合であっても、優れたリーフレットの活用で、
有望な引合を獲得できる可能性が高まります。

ページ数のある重厚なカタログより、安価で短納期で準備できるうえ、
効果ある販促ツールだということは、訪問セールスビジネスを実施している企業では、
納得されることだと思います。
今回、そのリーフレットの制作手順のごく一部を、ご紹介いたします。

私は、キーエンスから、当時ライバル会社であったアンリツに転職してから、
既存商品拡販用等リーフレット制作については、いやというほど関わってきました
(何のノウハウのない【苦悩のゼロ段階】から、PDCAでノウハウを得ました)。
結果、市販本には掲載されていない、販促リーフレットの制作実務を
体得しています。

御社がリーフレットを準備できない理由

必要だとわかっていても、実行できない理由の大半は、
他の施策同様で、いつも単純化できます。
できない(制作のスキルが無い)】。または、
【時間が無い】でありましょう。
まず、【時間が無い】の解消については、別テーマで綴りましたので
今回は割愛します(関連ブログは、>>>コチラをクリックしてください)。

まずは、キャッチコピーから

繰り返しますが、販売促進用のリーフレットは
キャッチコピーが最も重要です。

キャッチコピー制作で、お困りのクライアント先では、
まず【優秀な】営業担当者の方に、ヒアリングをいたします。
・・・なお、ここでの【優秀】の定義ですが、
(顧客との)コミュニケーション能力の高い方を示します
(つまり、必ずしも売上実績が優秀な方であるとは
限らないのです)。

このヒアリングの際、必要とされる情報が得られれば、
意外と簡単に【キャッチコピー】生まれてきます。

文面と構成の叩き台】を用いて、全体の構成を検討

コンサルティングの経験で感じたのですが、
キャッチコピーが完成しても、
ページ数の多いカタログは勿論、たった1枚、
しかも片面のみのリーフレットでさえ、
全体を完成させることが【できない(制作のスキルが無い)】という
企業さまが、意外と多いことがわかりました。

確かに、何もない白紙から、一発でリーフレットを完成させるのは至難の業です。
(私の、会社勤務時代も同じであります)。
その場合、見本となる【文面と構成の叩き台】があれば、スムースに進みます。

なお、
B2B(BtoB:企業間取引)・訪問ビジネスを志向されている製造業(卸売業)であれば、
業種に関わらず(電機・機械・精密・化学・通信他、さらにソフトウェア等々何でもあれ)、
私は、販促リーフレットの【文面と構成の叩き台】を
制作できるスキル・ノウハウを有しています。

時に、私が提示する【文面と構成の叩き台】について、
クライアントによっては、『修正は不要、このまま今日から使いたい』という
場合もあります(そんなお褒めを頂くと、心情は『木に登る』想いですが・・・)。

そして、その【文面と構成の叩き台】をベースに、
クライアントの皆さまと協議しながら、内容の修正・追加を実施します。
(営業担当者は同席必須です:制作には『営業センス』が求められるからです)、

最終校正の締切日』は、最短に設定

短納期ですと、緊張感を維持したまま(集中した状態で)、見直しを
繰り返すことができます。結果、完成度の高いものに仕上がるからです。
一度、マンツーマンで、以上の制作手法を体感されると、
以降は独力で、スムースにリーフレットの制作ができる企業さまも多いです。

会社勤務(アンリツ)時代、
長時間労働(>>>コチラをクリックしてください)の元凶の要因のひとつが、
直販営業と兼務していたマーケティング業務。

いま、その当時のマーケティングに関する苦労(ノウハウ蓄積)が、
コンサルタントとしての、専門分野(得意技)のひとつに転じています。
人生とは、わからないものです。

最近、御社のライバル会社が
【どうも、販売促進のリーフレットを使って、業績を伸長させているようだ・・・】。
これは、リーフレット制作のノウハウの無い企業にとっては、
すぐに模倣・追随できず、競争で苦戦するパターンです。

そのライバル会社、
B2B(BtoB:企業間取引)・製造業(卸売業)・訪問ビジネスの分野であれば、
もしかしたら、私のクライアントかもしれませんよ(本当)。

B2B(BtoB)のマーケティングは【人の策(知恵)】次第シリーズ
次回(⑬)、
[232]学生さんの戦力をマーケティング活動に活用
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