本日は、令和7年(2025年)4月14日(月)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】
最近、新入社員(特に新卒入社)の方が、
口にされる【ガチャ】について綴ります
話題の多いのが【配属ガチャ】や【上司ガチャ】あたりでしょうか。
毎回、申し上げているとおり、すべてのことには『バラツキ』があります。
その辺も、頭にいれてお読みください。
私と同じキャリア、
【法令を守る(ブラックではない)企業】
かつ【B2B】・【製造業】に勤務
かつ【正社員採用】かつ
【四年生大学・文系卒】の方へ
入社早々に【配属ガチャ】の理由で会社を辞めることについて
職業選択は個人の自由で、もちろん退職も自由です。
ただ、私の経験上、何事も実践する前から放棄しては、とてもモッタイナイと思います。
というのも、簡単に解雇できないのが正社員。
中途で採用する企業側はリスクを回避するため、より慎重に臨んでいるのが一般的です。
入社後即時退職された理由が、本人ではどうにもならない、
ブラックな労働環境から逃げ出したとかならともかく、
配属に不満があっての退職の場合・・・
企業側は『もしかしたら、新しいことに挑戦することは無理な人材かも
・・・正社員としての採用は無理かな?』と、書類選考時点で即断される場合もあります。
今も昔も忌避されるのがセールス部門への配属
文系卒の新入社員の方のうち、セールス部門は絶対に嫌だ、
マーケティングや経営企画室でなければ会社を辞める・・・よくあるそうですね。
ここで、以下の記事も参考にしてください。
【再掲載】私が経験したキーエンスでの【配属ガチャ】
1987年4月入社、その月の中旬に配属が営業部門と決定。
40数名の新卒同期入社のうち24名が営業部門配属。
当時の私は、落胆どころか正直ウンザリしました。
同様に考えた人間は何割かいたと思います。
そして、引っ越しを伴う遠方の営業所に赴任(本人の希望は一切反映されない【転勤ガチャ】)、
さらにその後の担当製品と業務の実態を体感して、最悪のマインドだったと思います。
しかも、当時のキーエンスは、現在のような高い年収の企業ではありません。
それでも、続けられたのが、
かつて綴った通り、その後の【上司ガチャ】で、逆転の大当たりに至ったからです。
今回ご提案したいのは、
→入社後の配属
次のステップ→配属された部門の業務内容
次のステップ→最終的には働く上司・先輩の指導
・・・退職は、この一連のステップを体験するまで慎重に・・・、いかがでしょうか?・・・
結局、転職した場合、新天地となる会社も同じで、
最終的には【誰とともに働くか】が、とても重要であるという考えを、
私はずっと支持しています。