本日は、令和7年(2025年)2月13日(木)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】
本日は、いわゆる特報になるのかな?。
宝塚市の病院建設に私財254億をご寄付されたのは
入社時に常務であられた【岡本光一さん】
【きっと、あの元キーエンスの方だ】
岡本さんは、私が新卒入社したキーエンス1987年当時のナンバー2(常務取締役)。
当時の経営陣は、創業者(社長)の滝崎さん、
創業時メンバーであった常務取締役(商品開発分掌)の岡本さんと、他の取締役3名。
そして今でいうメガバンク出身の取締役の方。
少ない人員での経営陣、副社長や専務は不在。・・・役員の数も現在も続く「最小の資本と人で・・・」です。
上場前300名強程度の規模でしたが、私と同じく営業部門に配属された従業員は
岡本さんと、直接の交流が少なかったと思います。
そんな中で、入社した4月の本社研修で、各役員との講話のプログラムがありました。
岡本さんには、同期から同じ質問が集中した光景だけ覚えています。
常務の岡本さんへの質問、
【KAP92】(キャップ92)とは?
KAP92、1987年新卒入社同期の面々は、覚えていると思います。
従業員にはオープンなキーエンスでも、この質問に対してだけ、
煙に巻かれましたね(笑)
「KAP(キーエンス・アクション・プラン)」の略だということは
公表されましたが・・・
早めのご引退
私が、当時ライバルのアンリツに転職して、
対キーエンスシェア競争の専属として、キーエンスの人事もウオッチ。
確か、高槻市から、現在の新大阪にそびえるビルに本社を移転した1994年に
退任されたのは、キャッチしていました。 その後現在までのご活動は知りません。 ,
ところで、一般人が日本で莫大な資産を得るには・・・
企業の年収ランキングで、世間では、ことさら1000万以上が注目されますが、勤労所得は
累進課税の通り、税や社会保障負担で、手元には残らない・・・
株式の投資(特に投機)という手法もありますが、
いちばん堅実なのは黎明期に自社株を得て、
成長、上場・・・これが一番でしょうね。
私の取得益? 従業員は基本給の10%まで持ち株会で取得できました。
入社後10月に大阪二部上場・・・当時高騰した直後の恩恵はわすが・・・
但し、勤務5年以上の方は、自身で積み立てていた持ち株を上場後1000株単位で売却して、
マイホームをゲットされていたような、うらやましい時代です。
話戻して、元キーエンスの岡本さんが
財政難に悩む市の病院建設に、ご寄付されるとは、すばらしい限りです。
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