本日は、令和5年(2023年)7月5日(水)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】

米国独立記念日7月4日の翌日、
本日7月5日は、私の記念日
そう、キーエンス退職の日です・・・30数年前の話ですが。

区切りよく、月末の日に退職しなかった理由

いま現在は、違うと思いますが、
当時は、引継ぎ期間1ヶ月という不文律らしいものが
ありました。
逆算して6月6日に退職の通知。

実は、退職を申し出た6月6日は、夏の賞与支給日・・・

もとに戻すと、6月6日。
昼休みにビル1階の銀行のATMで入金を確認。
正直言って【もらうもの、もらってサヨナラ】
そして、賞与明細が渡される夕礼後には
退職通知済。

1か月後に予定通りキーエンス退職。
さっさと会社を後にして、夕陽を眺めて・・・
とにかく、気分が晴れてめでたしめでたし。

その後の進路(転職先)は未定。
確か当時のキーエンスは、売上高実績は145億円程度のはず。

意外なことに、1か月後に売上高800億越えのアンリツに転職。
アンリツは
・市場先行
・製品力は断トツで優位
・ブランド力あり
・他社の真似やリバースをしない
・販売力より技術開発力がメインの会社
いわゆる【オリジナル&ハイレベル】を前面に打ち出す、
B2B業界では、誰もが知るハイテク企業。
そのゆるぎなく伝統。

アンリツは、キーエンスが競合となるリバース品を
市場投入して、どういうわけか苦戦していたようです。

アンリツに入社してからは、
対キーエンス、いわゆる特殊作戦群チーム兼、参謀業務。
なんせ、キーエンスの創業者はナポレオン。
凡人の知恵や、個人的手法では勝てない。

勝機は歴史から学ぶこと、ドイツの参謀本部手法でキーエンスに対抗

参謀総長(営業部長)中心に、メンバーで
ビジネスの勉強かつ、あらゆる作戦の立案と実行。
そして、キーエンス勤務時代にはありえなかった
技術開発部門との交流。

結果、製品力復活、販売施策がヒットの連続。
いろんな対抗策が実を結び
1992年度には、シェア奪還。
苦しいながらも、楽しい毎日でした。

まっ、その参謀本部も、ひとりずつ移動・転勤になります。
先輩に続き、翌年に私も西部方面の戦線へ・・・期待通り伸長と増員ができました。
そして参謀総長も籍を離れると・・あとの結果は割愛。
あーあ眠い(あくび)。