本日は、令和3年(2021年)1月6日(水)
【マーケティング&セールス/B2B(BtoB:企業間取引)
製造業(卸売業)専門の経営コンサルタント(中小企業診断士)、
元キーエンス(→アンリツ)社員の立石です】
本日は、これより就職される学生さんにお伝えしたいことです。
厳しい現実でもあります。
ほとんどの大企業では
入社した後、3つのコースがあると思います。
①ゼネラリスト
いわゆる管理職→経営幹部(役員)へ
35歳程度からセレクトが始まり、研修や選考試験等実施。
35歳程度で管理職に抜擢される場合もあります。
但し、一般社員から地位の一番低い管理職登用には年齢制限があり(45歳程度)まで。
つまり、45歳以上は管理職への途が閉ざされるのであります。
②スペシャリスト
管理職に登用されないが(本人の意思で進まない場合もあり)、
専門分野・実務に強いプロ。
例えば、営業のプロ、開発設計のプロ、人事のプロ・・・
後進を指導できる素養があれば、定年まで勤務できます。
③リストラ候補
キツイ言い方ですが、現在、巷で語られる45歳定年説です。
早い方で①ゼネラリストのセレクトを外れ、かつ実務に明るくなく
今後、スキルの向上が見込めない35歳以上~45歳の方。
就活中の学生さんのほとんどは
入社後①を目指します。
③なんて視野にも入っていないでしょう。
①ゼネラリストのコースには、必要な知識があります。
そう【経営数字の視点】です。
経営は数字だけではありませんが、
経営数字で論理的な思考ができない
管理職の存在は、問題です。
社内で、管理職の
こんな発言を耳にしたことありませんか?
「ロジカルな思考で押し通すな」
この場合、もしかして、あなたの会社は相当危機的かもしれません。
入社後、会社では、日々②の教育がなされ、
知識を吸収、応用されていくのですが、
【経営数字】については、管理職候補研修や試験を直前に控えて、
あわてて学習を開始するのが、ほとんどです。
実は、ゼネラリストを目指す方にとっては
遅れをとっているのであります。
生き残るためには
すみやかに、自己啓発でレベルアップすることが必要です。
学生さんなら、在学中に学習することを
おすすめします。
なお、いちど綴ったかもしれませんが、
経営数字に明るくなることとは、簿記の学習を究めることとは
やや違っています。
さて、
次回は30年ほど前に、実際に私が経験した
経営数字の視点での論議。
ファブレスの導入検討について語ります。
おまけ
【経営数字】の基本。
【損益分岐点売上高】の簡単解説・入門編
是非、あわせてご覧ください。
12分程度の動画です。基礎的な例題・解説もあり。
ご参考までに。
↓
【ロジカル塾】で解説した内容そのままです。
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高い利益を獲得する秘訣。スピード経営の実践
◆市場参入後に注力すべきこと
◆全社で実施すべき取り組み
◇【実例】社内間の連絡
◇【実例】社内の会議
◇【実例】経営トップが直接関与すべき場面