本日は、令和元年(2019年)12月5日(木)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】
本日は、キーエンスに新卒入社した当時、
キツかったこと(本音)を綴りたいと思います。
1974年設立(当時の社名はリード電機)以来、
キーエンスでは、中途採用がメインであったようです。
私が新卒入社した1987年、人事の方から
新卒採用の動向を伺う機会がありました。
1984 2名(新卒第1期)
1985 2名
1986 30数名(新卒大量採用スタート)
1987 46名・・・
1年先輩にあたる1986年度入社の方が
赴任した営業所に3名いらっしゃいました。
入社1年目に、営業所の先輩から、
強烈な洗礼を受けられたそうです。
いわゆるイヤミの類です。
『お前たち、役に立たない新卒者が増えたせいで、業績手当が減った』
(>>>業績手当については、コチラをクリックしてください)。
正しい指摘でもありそうですが
その年の1986年度は、円高不況。
キーエンスは対前年比で成長をクリアしますが、
当初の社内目標予算は、未達成。
厳しい経営環境下で、ましてや新卒1年目の営業担当者に何ができようか?と
いったところですね。
実は、先輩が入社直後の研修中のちょうどその頃、
私の世代が、円高不況下の就活中であったわけです。
ところで、よく考えると、新卒入社した先輩の活躍・成果が、
未定の状況下で、翌年も新卒大量採用に舵をとった、
キーエンス創業者の決断は、並々ならぬものです。
(300名程度の規模で、40名以上採用されたわけですから)。
その後、新卒入社組が、期待に応えて成果を出したからこそ
新卒採用に完全シフトするのでありますが・・・
さて、キーエンスでは毎日の全体朝礼がありました。
輪番で司会する者が、1分間スピーチをすることも定例。
そのスピーチで、ある中途採用の先輩が語られたこと(訓示)を、
当該1年上の先輩から、伺ったことがあります。
明らかに、新卒入社組への強いメッセージであったと。
ただただ厳しいという印象あるのみです。
その訓示内容、下記動画にしてみました。ご参考までに
[3]ここが厳しかったよ・キーエンス【朝礼訓示編】
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