本日は、平成30年（2018年)9月2日（日）
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス（→アンリツ）社員、
中小企業診断士の立石です】
B2B(BtoB:企業間取引）製造業・訪問セールスという職務において、
新規事業、あるいは転職で、
とても高く評価される基本レベルについて
綴りたいと思います。
「考えて行動している、考えて成果を出しているあなた様」であっても
成果を出しさえすれば、何でもオッケー？？？
・・・世間一般では、そうはいかないと思います。
今回も私見ですが、下記３つは、転職の際に求められている像です
もちろん、独立・開業しても通用する人材の持つ素養であります。
どれが優先というものでなく、並列的にすべて重要だとお考えください。
【アイデア】
【お客さま第一】
【永続的な努力】
ひとつひとつ綴ります。
【アイデア】
優れたアイデア、たくさんのアイデアを出してトライしていますか？
経験上、売るための優れたアイデアを出す人は、
学歴、学力とは無関係です。
また、一発で解答を出す天才の存在は、ごく稀です。
試行錯誤してでも、成果をだす秀才が重宝されます。
【お客さま第一】
ブレの無い、お客さま第一に徹していますか？
考えて売上を増大させる実績があっても、
お客さまへの背信で、儲けるというのは邪道です。
悪徳・詐欺商法など論外。
また、押し売りや製品力にあぐらをかいた
殿さま対応等は、評価されません。
【永続的な努力】
永続的な努力を惜しまない人ですか？
代表的なのが勉強です。学生時代の教科と一部リンクする場合もありますが、
ビジネスのシーンでは、ほとんどが人生で、新しく学ぶ内容だと思います。
また、ビジネスでの外部環境（お客さまの動向・リクエスト、景気、競合等）は、
常に変化していくため、この変化に抗う（あらがう）ことは、衰退を意味します。
外部環境の変化に対応するために、何が必要か常に考える必要があります。
そんなところでしょうか。
外部環境の変化については、下記の記事も参考にしてください
[91]＞＞＞コチラをクリックしてください。
[130]＞＞＞コチラをクリックしてください。
ここで、
私が勤務していた当時の、キーエンスに当てはめてみましょう。
【アイデア】
私が入社する前の、黎明期のニッチ商品の展開や、
入社後に担当した、先行するライバル企業に比べて、
明らかに性能で劣る、後発参入品の拡販もアイデア次第。
他が考えつかない売り方の確立（「テスト機無料貸出のシステム」やら
私のオリジナル販売促進手法）。
【お客さま第一】
「即納」・「修理代替機貸出」等。
これらは、お客さま第一で、自社の利益を上げる手法です。
【永続的な努力】
キーエンス創業者が、趣味とも公言されていた[読書]・・・半端ない量だということは周知でありました。
世間一般の、社長さんとごく一部の社員だけの勉強でなく、全員が勉強し続けること・・・
新人営業担当者のスキルを上げる教育、
営業所販売グループでの、
毎月の「勉強会」実施（自社、お客さま、競合：いわゆる３Ｃ）。
そして、どうやれば売れるのかの研究（考えることが必須であります）。
経営トップの皆さまが、ノドから手が出るほど欲しがる
「考えて成果を出す社員」を得るには？
経営トップや経営幹部のみなさんにとって、
特に営業部門を重視される場合、
「考えて成果を出す社員」が、自社にたくさんいて欲しい・・・当然だと思います。
日常「もっと考えて行動しなさい」と、叱責したいところを
じっと堪えられて、苦悩している方々も多いと思います。
「考えて成果を出す社員」は、最近外部からスカウトという手法が増えつつありますが、
次回は、「考えて成果を出す社員」を、何とか社内で増やせないかというテーマで、
綴りたいと思います。
経営トップだけでなく、お若い方（おもに20代の方）が、
自身を年収の高いレベルに上げるといった、スキルアップの視点で、
参考にして頂ければと思います。
本日の関連記事は
「即納」
[24]＞＞＞コチラをクリックしてください。
[25]＞＞＞コチラをクリックしてください。
[26]＞＞＞コチラをクリックしてください。
「テスト機無料貸出」のシステム
[163]＞＞＞コチラをクリックしてください。
「修理代替機貸出」
[72]＞＞＞コチラをクリックしてください。
[94]＞＞＞コチラをクリックしてください。
キーエンスの勉強会
[38]＞＞＞コチラをクリックしてください。
