本日は、平成30年(2018年)8月11日(土)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

最近、お昼の電車内でお孫さんとご一緒されている
おじいちゃんとおばあちゃんを、たくさん見かけます。
そう夏休みなのですね。
会社勤めの方も、そろそろ夏休み(連休)に入られる頃でしょうか。

ただいまのブログテーマは、
キーエンスの平均年収(年間平均給与)が
2000万(平均年齢35.9歳)を超えた記事
>>>コチラをクリックしてください)を
ベースに、
一体どうやったら、同様の高収入を得られるには?について
語っております。

まとめとなりますが、
会社を飛び出しても腕一本で生きていける、価値のある人財(人材)とは
賢者=【考えて行動するひと、考えて成果を出す人】(>>>コチラをクリックしてください
あるいは
【優秀なルーチンワーカー】(>>>コチラをクリックしてください
であります。

本日は、B2B(BtoB:企業間取引)の製造業の営業部門で
実際に「考えて行動している、考えて成果を出しているあなた様」に
問いかけをいたします。

年収アップを目的に、転職云々の前に、
いまお勤めの会社で、【短期的に】年収を上げることができないか
もう少し深堀してみましょう。

年収を上げるには、
賃金の原資でもある売上総利益(=粗利:売上高-売上原価)の総額を増やすことが、
大前提だと綴りました
当該記事は、>>>コチラをクリックしてください

B2B(BtoB:企業間取引)の製造業の営業部門に所属されているあなた様が、
本当に【考えて行動するひと、考えて成果を出すひと】であるならば、
すでに把握されているだろうことを、まずは下記に綴ります。

まず、その年収アップの大前提。
どのようにすれば、売上総利益(=粗利:売上高-売上原価)総額を
増やすことができますか?

キーエンスのように「付加価値の高い商品を開発して販売する」という手法もありますが、
時間がかかりますね。
短期的】という制約下で、
妥当な答えは、現有の商品等を【大量に販売する】ことです。
現在、販売している商品・サービスの利益率が、キーエンスと正反対で
とても低い場合、なお一層の大量販売が求められます。

では、大量に販売するための課題は何ですか?

①小口の納品なら、たくさんの顧客との取引を実現すること(新規取引先の獲得)
②取引先が増えないなら、受注1件あたりの数量を増やすこと(いわゆる大口)。
細かい理由は省略しますが、B2B(BtoB:企業間取引)・製造業の営業活動で
優先されるのは、①とするのが妥当です。

さらに、①の新規取引先を増やす為に、必要なものは何ですか?

営業担当者のスキルを上げること
ここは、経営コンサルタント(中小企業診断士)の立石が得意とする、
営業研修の受講という手法もありそうですが、
営業部門で「考えて行動している、考えて成果を出しているあなた様」にとっては、
修得済みかと。
メンバーへの教育も、ご自身でできるはずです
(意図がございまして、今回あえて【はず】という表現にしておきます)。
販売促進活動の強化
こちらも、経営コンサルタント(中小企業診断士)立石の得意分野でありますが、
簡単に思いつくのは、展示会への出展やウェブ広告等の充実でしょうか?
以上までは、すでにお考え済みだと思います。

でも、ちょっと待ってください。それで年収アップしますか?

上記の販売促進活動の強化について。
中長期的には正解だと思いますが、
短期的】には、
お金をかけるわけには参りませんよね。
理由は、現在の限られた売上総利益(=粗利:売上高-売上原価)の総額で、
販売促進に更にお金を投じると、人件費部分(年収)が、
さらに圧迫される可能性があるからです。

そこで、問いかけます。
売上総利益(=粗利:売上高-売上原価)の総額を増やすために
必要なものは、綴りましたが、
逆に「不要なもの」って無いですか?
言葉を変えれば、大量に売るために
妨げとなっていることです。

実は、その「不要なもの」を解消するだけで、
意外と簡単に大量販売が実現

売上総利益(=粗利:売上高-売上原価)の総額が増える
場合もあります。

では、その「不要なもの」とは何かを、考えてみてください。
営業部門で「考えて行動している、考えて成果を出しているあなた様」への
課題(夏休みの宿題?)といたします。

答えは、もちろん「論理的な思考」で、導きだされることです。
難易度は、実際に自身でモノ売った経験が無い人物、
例えば、口先・見聞の経営コンサルタントでは、まず答えられないレベルだと思います
かつて、キーエンスの創業者が求めていたような人財(人材)→「考えて・考え抜くこと」が
本当に身についている方のみが、正解または妥当なお答えをだされるはずです。

なお、私のクライアントは、経営トップ・経営幹部の方が大半なのですが、
本日の課題をクリアされる方は、会社勤めの方でも
今後、是非ご交流をお願いしたいと、正直に思っています。
経営トップ・経営幹部と同様に【考えて行動するひと、考えて成果を出す人】と
お話しできる時間は、まさに人生で至福の時であります。

続きは次回に。