本日は、平成30年(2018年)7月16日(月)
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント
元キーエンス(→アンリツ)社員、
中小企業診断士の立石です】

先日のブログで、キーエンスの平均年収(年間平均給与)が
2000万(平均年齢35.9歳)を超えた旨、綴りました。
記事は、>>>コチラをクリックしてください。

続くブログ記事で、他の企業で同様の高収入を得られるには?について
私見を述べました。
その実現には、
原資となる高い利益(売上総利益・粗利)を獲得することが大前提で、
その利益配分について、無駄に人を配置しないことが必須条件だと。

ただ、以上の手順は働く従業員サイドの奮闘のみならず、
経営トップの方針が重きを占めると申し上げました。
つまり、経営トップの意識が変わらない会社では、
そう簡単に年収は上がらないということです。

では、退職して新天地を求めますか?
チョイとお待ちください。策があります
(特に、事実上身分保障されている正社員の方に
お伝えしたいと思います)。

年収アップには出世

以下の策は、私個人としてはお気に入りではありません
(このブログの読者の方もの大半の方が、私と同じ考えだと思います)。
それでも、有効な年収アップの手法であることには、間違いなさそうですので、
ご紹介いたします。

年収が低いといっても、どの企業でも、出世(特に経営トップ・役員)すると、
相当な賃金アップになるのが一般的です。
『出世なんて無理だ』と、最初から諦めず、
どうか最後までお付き合いください。

出題:【ケンジャ】と交流すること
・・・ケンジャを漢字にしてください。

【ケンジャ】は、もちろん【賢者】(考えて行動して成果を出す人)です。
社内で、【賢者】と交流すると、必ず成果を上げる手法が身につきます。
さらに、独立した後は、とても助かる方となります。

もうひとつの【ケンジャ】。
権者(権力を持っている人)と交流することです。
上司はもちろん、経営トップや幹部もこれに相当します。
普通の企業では、権者=賢者です。
出世するには、中小企業診断士試験のように2回の試験があると思います(笑)
1次試験は、考えて行動して成果を出す人
2次試験は、上司の好き嫌いで決まる。
この流れは、
1960年代の高度成長時代から現在に至るまで、
変わらぬ構図だと思います。
ところが、バブル崩壊後から権者≠賢者でなくても良い、
つまり、1次試験から上司の好き嫌いで決まるという企業が
増えてきています。
若し、あなたの勤務する企業がそうであり、
あなた自身が、考えて行動して成果を出すことが無理だと悟られたら、
即、権者におもねることこそが、出世(年収アップ)の近道です。
日々の飲み会参加、上司の趣味(ゴルフや釣り)お供、
何を言われてもイエスマン、お返事は『ハイ』のみです。

今回は、ヘンテコな記事だったかもしれません。
それでも、とにかく会社にしがみついて、なりふり構わず
年収を上げるという視点ですので、何卒ご容赦ください。
もちろん、こんな会社は、昔と違って早晩傾くかもしれませんが・・・