本日は、平成29年(2017年)5月11日木曜日
【東京・四ツ谷の経営コンサルタント 元キーエンス社員、中小企業診断士の立石です】

本日は、お勤めしている方に、
経営コンサルタントとして国が認める唯一の国家資格『中小企業診断士』の試験科目の学習
オススメしている理由を綴りたいと思います。

働く皆さまが、自己啓発として、各種資格試験に挑戦される方も多いと思います。
私が、研修講師を拝命した際、受講生の皆さまに
『是非、中小企業診断士試験にトライしてください』と話す場合があります。
但し、中小企業診断士の資格を取得するということではなく、
1次試験の科目を学習してくださいと、申し上げているのです。

働く皆さまにとって、1次試験の科目を学習するメリットは、いくつかあると思います。
例えば、営業一辺倒の方が、財務・会計や法務その他を学ぶと、視野が広がります。

また、目標予算の進捗を尋ねられると、それまでは、心の中で(いちいちウルサイな・・・)と思っていた方が、中小企業診断士試験の学習を進めると・・・
『社長、もっと進捗確認の頻度を、増やしましょう!』と、
考え方が180度変わる場合もあります。
つまり『経営者の気持ち、すなわち社長さんの気持ちがわかるようになる』場合もあるということです。
研修の場面で以上をお伝えすると、同席される社長さんの中には
『いい話だけど、従業員が資格を取って独立、つまり会社を辞められては困る』と
不安になる方も、一部いらっしゃるようです。
対して、もちろんご心配なく。
中小企業診断士の資格を取っただけで、独立して食べていくことは、まず無理ですから・・。
(とても不本意なのですが)その事実も、きちんと申し添えています。